INTERVIEW

07

機械
巧みに操り、
生産支える
モノづくりの
最前線

PROFILE

生産本部 福山工場 成型トリム課
2023年入社

木村 拓郎Kimura Takuro

CPUやマザーボードなど、パーツを選んで組み立てる自作PCを最近完成させたばかり。今はプログラミングの勉強も独学で進めている。今後、挑戦してみたいのはファイルの暗号化ソフトの作成。そうした経験を通して、自身のスキルアップも図っていきたいと思います。

SCHEDULE

  • 08:00

    出社

  • 08:30

    生産予定の計画、号機割り振り

  • 09:00

    生産実績の入力

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    機械オペレーション

  • 17:00

    退社

EPISODE 01

安定した地元企業で
長く働き続けたい

地元で就職したいという思いがあり、企業研究を進めるなかでシーピー化成を知りました。食に関する事業であれば需要もなくならず、会社としても安定していると思い、迷わず入社を決めました。

工学部出身ということもあって、モノづくりの現場で働きたいとは思っていましたが、そこで何をしたいという具体的な希望は特に定めていませんでした。当社の事業や職種の説明を聞くなかで、生産の工程・進捗を管理する生産管理という仕事に興味が湧きました。入社後は、本社研修を経て福山工場に配属され、生産管理の仕事をしています。

EPISODE 02

真空・圧空成形機を使って
食品容器を成型する

午前は生産管理業務を、午後は現場で機械を動かすオペレーター業務を行っています。

私が扱っている機械は、食品容器のもととなるシートを真空と圧空を使って食品容器の形にする成形機。必要に応じて圧力や温度の調整を行いながら食品容器の形状に成形します。形作った成形品が金型から離れるとき、空気の圧力が適正でなければ変形し、温度が高すぎるとシワが入るなど、機械の扱い方次第で品質不良となってしまうこともありますし、機械の調整に時間がかかると作業が遅れ、次の工程に迷惑がかかりますから、安定した製造を維持するためにはもっと経験が必要だと感じています。

機械にトラブルが起こったときは、先輩がすぐにフォローをしてくれます。その後、似たようなトラブルが起こったとき、一人でうまく対処できるととてもうれしく、そうしたことが続けば、成長していると実感します。

EPISODE 03

生産実績を正しく管理し
効率的な生産をめざす

生産管理の仕事は、1台の機械でどの製品をどれだけ成形したか、機械の数値とデータ上の数値を照らし合わせ、差異がある場合はどこに原因があるのか究明するなど、生産実績を正しく管理することを目的としています。効率よく仕事を進めていくために日々の仕事の進め方を考え、「昨日より成長した」と毎日実感できることが今の私の喜びです。

ソフトウェアがネットワークの不調により、データが正しく受信できないなど、生産管理でもトラブルは経験しています。そのときは、自分一人ではどうにもならなかったので先輩に助けを求めたところ、これが原因かもしれないということにすぐに気づいてくれて、無事対処できました。

当社は、年次の若い先輩でも知識が深く、どんなこともしっかり丁寧に教えてくれるので、とても心強いですし、私も早くそうなりたいと思います。

EPISODE 04

製造の流れを止めない
それが一番大切なこと

何か問題が発生したとき、一度は自分で考えますが、それでもわからなければ、先輩に質問するようにしています。以前は、何事も自分で調べて解決しようと必要以上に意気込んでいたのですが、考えている間は作業が止まり、それがあまりに長引くと、次の工程に支障が出てしまうことに気づいたのです。自分で考え出した答えは正しいこともあれば、間違っていることももちろんあります。間違った認識で作業を進めれば、製品に不具合が出る可能性があるので、ある程度のところで線を引き、先輩に助けを求めることも大切だと思っています。

仕事に関する質問や会話は難なくできるようになりましたが、もともと内向的な性格で、コミュニケーションも得意ではないので、仕事以外の雑談をするのはまだ苦手。このウイークポイントをどう克服していくかも今後の課題だと思っています。

CHALLENGE

なりたい自分

何があっても供給を継続する
そんな責任感を強く持ち続けたい

まだまだ知識や技術を吸収している途中ですが、今後入社してくる後輩に自身のスキルを継承していける先輩になっていたいと思います。周りの先輩方を見ていてすごいなと思うのは、機械がトラブルを起こしたとき、一目散にその場に向かうこと。それは、何事にも率先して取り組む積極性と、何があってもラインを止めない、世の中に食品容器を供給し続けるという責任感の強さから来ているのだと思います。これからは、そういった仕事に対する姿勢も見習っていきたいと思います。

DAY OFF

オフショット

インドアもアウトドアも両方楽しむタイプで、一人で静かに過ごすこともあれば、友人と賑やかに過ごすこともあります。最近では、ゲームをしたり、一人で釣りに行ったり、学生時代の友人とドライブに出かけることが多いですね。次回のドライブは、カツオとうなぎを食べに高知に行く予定です。