環境配慮型製品へと
さらなる進化を遂げる
橋本
好調の2シリーズの流れを受け、BF-600シリーズの開発がスタート。温室効果ガス問題が深刻化する昨今、環境に配慮した製品が求められていました。
青木
BF-600は、従来の2シリーズの形状を踏襲し、一部ラインナップにはバイオマス素材を約10%配合しました。
橋本
従来の2シリーズは作業性を優先させるため、Vロック機能を採用していました。しかし、スーパーマーケットでは異物混入を防ぐフードディフェンスが重要なため、BF-600シリーズは違う嵌合方式にしました。
下井
最終的に採用されたのはお弁当容器でも多く用いられている側面嵌合方式。スーパーマーケットなどで使用されることを想定し、シーンに適したタイプを取り入れているんですよね。従来の2シリーズはテープ留めなしには陳列できませんでしたが、「BF‐600シリーズならば懸念点が解消されます」という提案もできます。
橋本
もちろん本体と蓋は一体化しているので、使い勝手や保管しやすさは従来の2シリーズの特徴を踏襲しています。また、積み重ね適性にも対応しているので、売場陳列時や持ち帰り時に製品が崩れにくく、食材を綺麗に保つことが可能です。
青木
BF-600シリーズの一部ラインナップには、(一社)日本有機資源協会のバイオマスマーク認定を受け、容器外側にバイオマスマークが印字されています。
下井
お墨付きが得られたのも、営業としては売りやすいポイントです。そういえば、印字するバイオマスマークの色にもこだわられたとか?
橋本
そうですね。陳列された際に違和感がないよう、試行錯誤しながら売場に溶け込むような色合いに調整しました。